最近では無添加化粧品が多く発売され、愛用している女性も増えてきました。
毎日使う育毛剤も、やっぱり無添加がいい!という女性も少なくはないでしょう。

そんなできるだけ不要な成分は避けたいという女性に試して欲しいのが、手作り女性用育毛剤です。
今回は女性用育毛剤の材料と作り方をご紹介させていただきます。

柑橘類の皮を使った手作り育毛剤がおすすめ!

育毛剤を自宅で作るといっても難しそう、道具や技術が必要なのでは?などと難しく考えてしまいがちですよね。

でもそんなことはありません!
手作り育毛剤は特別な技術も道具も必要なく、自宅にあるもので簡単に作れますよ。

手作りの育毛剤を作る材料としてよく知られているのは、みかんなどの柑橘類です。
さっそく自分だけの柑橘系育毛剤を作ってみましょう!

柑橘類の皮が育毛におすすめなのはなぜ?

ミカンは漢方の薬効成分としても知られていますよね。

みかんの皮は漢方の薬効成分としても有名

ミカンが原料の育毛剤が製品化されるなど、柑橘類に含まれるさまざまな成分が育毛に役立つと考えられています。

d-リモネンが5αリダクターゼを抑制する?

中でも柑橘類の皮に含まれる「d-リモネン」という成分は、薄毛や脱毛を引き起こす要因のひとつである5αリダクターゼという酵素を抑制する働きがあるんだとか。

5αリダクターゼは男性ホルモンのテストステロンと結び付くと、ジヒドロテストステロンという別の男性ホルモンに変化させてしまいます。

ジヒドロテストステロンが毛乳頭内の毛母細胞の細胞分裂を阻害することで、抜け毛や薄毛の原因になるといわれています。
ジヒドロテストステロンが薄毛にあたえる影響についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

ジヒドロテストステロンを生成させないためには、テストステロンと5aリダクターゼを結びつけないこと。
そこで、5aリダクターゼの働きを抑制してくれるd-リモネンを積極的に取り入れ、ジヒドロテストステロンを生成させないことが薄毛の改善によい影響を与えます。

ヘスペリジンは血液のめぐりを改善する効果に期待!

また、柑橘類の皮や果実から抽出される「ヘスペリジン」も注目したい成分。
ポリフェノールの一種のヘスペリジンはビタミンPと呼ばれ、毛細血管を修復し強化する作用や、血液のめぐりを改善する効果が期待されます。

頭皮の血流を良くして髪へ必要な栄養を届けることは、薄毛の予防につながります。

柑橘類を使った手作り育毛剤の材料と作り方

材料

  • 柑橘類の皮・・・50g(種類は何でもよく、複数を混ぜるのもあり)
  • ホワイトリカー・・・150ml 

1. よく洗い、ていねいに皮をむく

目には見えなくても、皮の表面には汚れや農薬が付着している可能性があります。
まずはしっかりと水洗いをしましょう。

次に皮をむいていきますが、手ではなく包丁や皮むき器を使いましょう。
この時注意してほしいのが、内側の白い部分まではむかないこと!

皮は薄くむきましょう

表面のオレンジや黄色に色づいている部分だけ、できるだけ薄くむくようにしましょう。

2. むいた皮を乾燥させる

1でむいた皮を、ザルなどに並べて数日間日陰で干して乾燥させます。
風通しの良い場所でカラカラになるまで乾燥させましょう。

3. 皮から成分を抽出する

2でしっかり乾燥させた皮を密閉容器の中に入れ、ホワイトリカーで浸します。
そのまま1週間程度冷暗所(暑い時は冷蔵庫)で寝かせてください。

その後一度ふたを開けて柑橘系の皮を取り除き、また密閉して半月~1か月ほど冷暗所で寝かしておきましょう。

4. 柑橘類の手作り育毛剤の完成!

3で寝かせたものを確認して、色がついていれば完成のサインです。

使ってみるとアルコールのスースー感が気持ちが良いですが、刺激が強いと感じる場合は精製水で薄めて自分好みの爽快感に調整しましょう。

保管は冷蔵庫などの冷暗所でおこない、できるだけ短期間で使い切るようにしましょう。

アロエを使った手作り育毛剤も手軽でおすすめ

ヨーグルトに入った食用のものから怪我ややけどの治療に使うものまで、アロエには美容や健康によさそうな万能植物というイメージがありますよね。

日本ではアロエベラやキダチアロエが一般的でホームセンターでも鉢植えを見かけます。

アロエも手作り育毛剤の材料に

最近では食用アロエが売られているスーパーも見かけるほど生活に身近な植物ですが、実はアロエには育毛に期待できる成分も含まれていることをご存知でしょうか?

アロエが育毛におすすめなのはなぜ?

アロエにはアロインとタンニン酸という、育毛にも効果が期待できる成分がふくまれています。

アロインとは?

アロエに含まれる「アロイン」は5aリダクターゼの働きを抑制する作用があると考えられています。

前述したとおり5aリダクターゼの働きを抑制できれば、ジヒドロテストステロンの生成も減らせるために薄毛になりにくくなります。

タンニン酸とは?

さらにポリフェノールの一種である「タンニン酸」は、毛根の神経を修復したり細胞を活性化させる働きがあるそうです。

タンニン酸は分子構造が小さいので浸透力が高く頭皮の奥深くにまで浸透できるため、毛母細胞の活性化にも期待がもてそうですね。

アロエを使った手作り育毛剤の材料と作り方

材料

  • キダチアロエ・・・300g(種類は何でもよく、複数を混ぜるのもあり)
  • 35度のホワイトリカー

材料作り

アロエの皮はむかずに輪切りにする

生アロエを用意したら、水でキレイに洗い流します。
緑の皮の部分はむかず、5mmほどの輪切りにしておきます。

成分を抽出する

切ったアロエとホワイトリカーを密閉容器に入れ、3週間から1か月ほど冷暗所で寝かせます。

アロエのエキスが溶けだし、濃い黄緑になっていれば完成のサイン。
柑橘育毛剤同様、刺激が強いなと感じる場合は精製水で薄めて自分好みの爽快感を作りましょう。

手作り育毛剤の使い方

最後に簡単に、手作り育毛剤のおすすめの使い方を紹介しますね。

上で紹介した方法で作った育毛剤を空のスプレー容器に入れ替えて使用します。
1度の使用量は1~2プッシュが適量です。

シャンプーのあとしっかりとタオルで水分を拭き取ったら、手作りの育毛剤を頭皮につけてマッサージを行いましょう。

マッサージはゆっくりと3分程度かけて行うと、血行促進の効果も期待できますよ。

衛生面の管理を徹底してください

手軽に作れて毎日の頭皮ケアに使える手作り育毛剤ですが、市販の育毛剤に比べればやはり不安な面も当然あります。

特に気を付けていただきたいのが衛生管理です。

保存料を使用していないため使わないときは冷蔵庫で保管するようにしましょう。

手作り育毛剤は冷蔵庫で保管しましょう

雑菌の繁殖を防ぐためにも熱湯消毒したスプレー容器に、短期間で使い切れる分だけ移して利用すると良いでしょう。
作ってから時間が経った手作り育毛剤は肌トラブルの原因になる場合も考えられます。

その場合は一度捨てて、また新たに作るようにしてくださいね。

まとめ

市販の育毛剤を買うよりも断然低コストで作れる自家製の育毛剤。
特に必要な道具もなく、柑橘類やアロエなど身近で手に入りやすい素材さえあればお手軽に作ることができます。

ですが無添加で安心、安全と思える反面、保存にはしっかりと注意したいところ。

肌トラブルを起こさないためにも作った育毛剤は冷蔵庫で保管する、すぐに使い切る、容器を消毒するなどして品質管理を心がけましょう。